■1996年、企業人として東レ㈱で部長職にて新規事業立ち上げの最前線にいた43歳のとき、肺がんに出会う。3年生存率5%と告げられる。 ■延命ではなく治癒を目指す治療を選択する。が、全身の感覚神経マヒ、てんかん、腎臓病、緑内障など日常生活に支障のあるたくさんの障害が今も続く。 ■2001年、全国のがんの仲間を招待して「いのちの落語独演会」を開催する。以後毎年の恒例となり、2022年に第20回を開催予定。(コロナ禍で2年間中断) ■2004年、東レ㈱を自らの意思で退職し、生きる喜びやいのちの尊さを伝えエールを送る執筆と講演活動に入る。 ■その生き様を多数のメディアが取り上げ、強い共感と高い評価が寄せられる。NHKスペシャル、こころの時代、ラジオ深夜便、アンビリバボー、テレメンタリーなど多数。 ■2011年、社会に感動を与えた市民に贈られる「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。 ■2021年、オリンピック東京大会聖火ランナーに選出される。 ■2021年、視覚障害が進行し、身体障害者となる。 ■著書について。 2005年に第1作『いのちの落語』(文藝春秋)を上梓し、2021年に第11作『魂のさけび』(春陽堂)を出版した。その間、がんと就労、がんと震災、がんとコロナなど、時の社会問題に当事者目線でメッセージを送り続けてきた。個別詳細は著書ページご参照。 ■1952年生まれ 兵庫県出身 |